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『世界最古の国』日本

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警告

先日、2021年8月9日の午後にある機関からとんでも無い発表があったことをご存知でしょうか。

 

 

 

 

 

これは、『平和の祭典』である『オリンピック』が閉幕した翌日の発表となります。

 

 

 

 

 

 

では、一体そのとんでも無い発表とは何だったのか。

 

 

 

 

 

 

それは、『IPCC気候変動に関する政府間パネル)』が、今後20年以内に、『産業革命』前よりも気温上昇が1.5℃〜2℃も上昇するというものです。

 

 

 

 

 

さらに、この気温上昇の影響により海面上昇も起こり、それは「人為的な影響」ということが発表されたのです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、いま世界中で様々な『自然災害』が起こっています。

 

 

 

 

 

 

これも『人為的な影響』によるものとされたのです。

 

 

 

 

 

つい先日も、世界各国で大洪水が起きたり、山火事などで森林を燃え尽くしてしまい、世界中の人々に多大な影響を与えたとニュースが上がっています。

 

 

 

 

 

もちろん、我が国『日本』でも。

 

 

 

 

 

では、この気候変動によってどのくらいの影響が出ているか。

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(上記は『環境省』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

上記の表を見てもらうといかに、気候変動によって世界中で影響を及ぼしていることが分かります。

 

 

 

 

 

 

そして、今回の報告書にはCO2(二酸化炭素)の排泄量を減らして、2030年までにせめて2℃の気温上昇から1.5℃の気温上昇に抑えようとするものなのです。

 

 

 

 

 

 

気温上昇が2℃と1.5℃じゃ、0.5℃しか変わらないじゃん!って思いますよね。

 

 

 

 

 

でも、この0.5℃の差で今後の『地球』への影響が全く違ってくるのです。

 

 

 

 

 

 

例えば、『温暖化』により世界中で1.5℃上昇すると、世界の平均海面水位は1986年〜2005年を基準とした場合、その海面水位は2100年までに0.26m〜0.77m上昇すると予測されています。

 

 

 

 

 

しかし、2℃上昇するとその海面水位は0.3m〜0.93mまでに上昇し、世界全体で平均プラス0.1mも上昇することになるのです。

f:id:TOTAN:20210812015700j:image

(上記は『環境省』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

 

 

仮に2℃、気温が上昇すると1.5℃の場合よりも海面水位による土地の水没などの影響のリスクは、最大で1000万人に達すると示唆されていることからも分かるように人々にとって多大な影響を与えてしまうんですね。

 

 

 

 

 

 

たったの0.5℃の差で。

 

 

 

 

 

また、『地球上』に生息している生物のうちに調査対象となった105,000種で、2℃の気温上昇による『地球温暖化』の場合、昆虫は18%・植物は16%・脊椎動物は8%が、その生息する範囲の半分を消滅してしまう影響があります。

 

 

 

 

 

それに対して1.5の場合には、昆虫は6%・植物は8%・脊椎動物は4%の生息範囲の消滅までに抑えることが出来ると推測されています。

 

 

 

 

 

 

とは言え、生息範囲が減るというのには違いが無いわけですので、いかにCO2排泄量を減らすことが重要なのかが分かると思います。

 

 

 

 

 

 

では具体的にどのように『地球上』に生息する生物に影響が出るかというと、例えば、『地球温暖化』によって『北極』の氷が溶け出します。

 

 

 

 

 

 

2℃と1.5℃の気温上昇では、その氷の溶ける速さも違いますよね。

 

 

 

 

 

 

もし、2℃上昇になってしまった場合、生息範囲が無くなってしまう「北極グマ」などはどこで生息すれば良いと思いますか?

 

 

 

 

 

進化して、暑さにも耐えられるようになるか絶滅するしか方法がないのです。

 

 

 

 

 

また、『北極』などの氷は『永久凍土』と呼ばれおり、その中には何億年もの間、眠っている今まで、人類が遭遇したことの無いような、微生物やウイルスがいます。

 

 

 

 

 

 

それが、氷が溶け出すことによって海を渡り『世界中』に広がっていったら…。

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスどころの騒ぎでは無くなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

特に、海に囲まれた島国である『日本』。

 

 

 

 

 

想像しただけでも、その脅威がお分かりになると思います。

 

 

 

 

 

 

余談ですが、『北極』の氷が全部溶けても海面水位は上がりませんので、そこだけは注意して下さい。

 

 

 

 

 

 

なぜかというと、『北極』は言わば大きな氷の固まりが海に浮いているだけなので、原理的にはコップに氷を入れて並々と注いだ飲み物が、氷が溶けても溢れ出さないのと同じです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、その少し南下した『グリーンランド』や『南極』の氷が気温上昇によって溶け出す事が危険ということを覚えておいて下さい。

 

 

 

 

 

 

これらは、島ですから。

 

 

 

 

 

 

また、いくら『北極』の氷が溶け出しても海面水位が上昇しないとは言え、その気温上昇により海面(水)が暖めてられ、その熱により「熱膨張」を引き起こします。

 

 

 

 

 

 

結果的には、その気温上昇で海面水位が上がってしまうんです。

 

 

 

 

 

 

とここまでは、我々人類にはさほどの影響は無いような気がしますよね。

 

 

 

 

 

 

先程、2℃の気温上昇で植物は16%・1.5℃では8%の生息範囲が消滅するとお伝えしました。

 

 

 

 

 

 

これは、その暑さによっての干ばつや、急速に発達した積乱雲による豪雨で植物が育たなくなる、もしくはしっかりと栄養の摂れていない、未発達な植物になってしまうということです。

 

 

 

 

 

 

そして、この植物の中には我々人類にとって最も重要なエネルギー源である、「米」や「小麦(パンなど)」も含まれているのです。

 

 

 

 

 

 

さらには、家畜のエサとなる「トウモロコシ」などもその範囲を失い、水不足や集中豪雨に襲われ、収穫量も低下。

 

 

 

 

 

結果として、『全世界』で食糧難になっていくのです。

 

 

 

 

 

 

 

このように『全世界』に警告を出している『IPCC 』ですが、具体的には我が国『日本』では、一体どのようなことが起こるのでしょうか。

 

 

 

 

 

例えば、夏に『日本全国』で猛暑日の日数が増加していきます。

 

 

 

 

 

 

調査によると、21世紀末にはその猛暑日(35℃以上)が「沖縄県」や「奄美地方」では50日以上も続くという報告が上がっています。

 

 

 

 

 

 

これだけの暑さでは、もう観光している場合では無くなってしますよね。

 

 

 

 

 

また、今年から『環境省』と『気象庁』の合同で始まった、『熱中症警戒アラート』。

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(上記は『環境省』・『気象庁』発表・『ウェザーニュース』報道から引用。)

 

 

 

 

 

これが毎年、夏にはほぼ『日本』全域で発表されるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、『気象庁』が今年から始めた『線状降水帯』。

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(上記は『気象庁』発表・『NHK』報道から引用。)

 

 

 

 

 

 

これも、毎年『日本』全域で発表され、水害への注意がいまよりもさらに警戒していかなくてはならなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、干ばつ、集中豪雨の災害による「米」の不作にも見舞われたりなど、良いことはひとつも存在していません。

f:id:TOTAN:20210812041734j:image

(上記は『環境省』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

 

上の資料はこのままで行くと『日本』の未来はどうなるかと、下の資料は今後どのような対策が必要かというのを『環境省』が発表したものとなりますので、是非、1度ご覧頂きご参考にして下さい。

f:id:TOTAN:20210812042040j:image

(上記は『環境省』ホームページより引用。)

 

 

 

 

 

 

とは言え、一体何をどうすれば良いのか分かっているようで分からないですよね。

 

 

 

 

 

 

実は、それは普段の生活の中に物凄く密接に関わっているんです。

 

 

 

 

 

例えば、この夏のお盆休みは『TOKYO 2020』の開催や、緊急事態宣言、そして新型コロナウイルス感染増加の影響を受け、自宅で過ごす方

という方も多いと思います。

 

 

 

 

 

 

そして、この暑さで多くの家庭が冷房を付けていると思います。

 

 

 

 

 

 

その設定温度を1℃下げるだけで、消費電力は10%下げ、CO2を14kg削減出来ます。

 

 

 

 

 

2021年に『総務省 統計局』が発表した『日本』の全国世帯数は、5333万1797世帯。

 

 

 

 

 

 

単純計算で、7億4664万5158kgのCO2排出量を『日本』の世帯数だけで削減できるのです。

 

 

 

 

 

また、1世帯当たり年間約670円の節約にもなります。

 

 

 

 

 

 

そして他にも、不要な時間のつけっぱなしを止めることです。

 

 

 

 

 

 

買い物などの、ちょっと小一時間程度でも、CO2の排出量を削減することが出来ます。

 

 

 

 

 

 

また、睡眠時には設定温度を1℃下げて、氷枕などで頭や首元を冷やしながら寝ると、意外と涼しく睡眠が出来ます。

 

 

 

 

 

かく言う私などは、朝方は寒くて肩までタオルケットを掛けると暖かくて気持ち良く寝れています。

 

 

 

 

 

ただ、体温調節がしづらい小さな子供や高齢者、そして大人であっても体調の悪い時には絶対に、無理な温度調節は控えてください。

 

 

 

 

 

それで、熱中症などになったら元も子もないですから。

 

 

 

 

 

そして今、もうひとつ問題となっているのが『食品ロス問題』。

 

 

 

 

 

これは本来なら、食べれるのに捨てられてしまう食品のことで、『日本』では年間600tにものぼります。

 

 

 

 

 

そして、その約半数は家庭からのものとなっており、ここで1番重要なのは「必要な分だけを購入し、食べ切る。」ということです。

 

 

 

 

 

特にいま、企業で積極的に取り組んでいるのが、『農林水産省』・『環境省』・『消費者庁』の共同で行なっているプロジェクトの『ろすのん』。

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これは、陳列された食品を手前から取り、食べられなくなる前に食べ切ろうというものです。

 

 

 

 

 

 

 

捨てられてしまう食品には、ほとんどの場合、水分が多く、それを焼却する際に発生するCO2は、本来であれば出るべきで無いものですから。

 

 

 

 

 

 

 

他にもちょっとしたことで、CO2排泄量を削減出来る事がたくさんあります。

 

 

 

 

 

30年後・50年後の子どもたちや孫たちの未来のために、今ひとりひとりがちょっとずつで良いから、意識して日々の生活を送る事が、安心して暮らせる『地球』のためにもなっているんですね。