「もう、いくつ寝るとお正月〜」
と、あと少しで令和2年も終わり、新年を迎えようとしますが『幸先詣(さいさきもうで)』というのをご存知でしょうか?
『幸先詣』とは読んで字のごとく、「幸先よく新年を迎えられますように」と正月になるまえにお詣りに行くというものです。
「今年もありがとうございました、来年もよろしくお願いします。」などと『氏神様』やご縁のある神様・仏様にお詣りすると、よりいっそう新年を気持ちよく迎えられそうですね。
正月三ヶ日にお詣りに行くよりも、実は年越し前(特に大晦日)にお詣りするほうが神様・仏様に話を聞いてもらいやすく、ご利益が大きくあるとも言われているんです。
というのも、三ヶ日はたくさんの人が『初詣』
で参拝し、たくさんのご利益をもたらせようと神様・仏様たちも大忙しになるんですね。
それよりは年末に参拝すると、参拝者も少ないので、願を聞いてもらえやくなります。
何かこの辺は、人と一緒ですね。
私たちも何人もの人の話を聞くとゴチャゴチャになってしまいますが、1人2人くらいなら親身になって話を聞けますもんね。
また、神社仏閣では『煤払い』なども終えている綺麗な状態になっていて、『冬至の日』を過ぎた、いわゆる『一陽来復(いちようらいふく)』であるため、パワーも最高潮になっているので、ご利益が大きくなるんです。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大の防止のために、たくさんの神社仏閣でも『幸先詣』・『分散参拝』をすすめているので、これを機会に『年末詣』をしてみたいですね。
さて、12月13日の『正月事始め』から12月30日までに大掃除や門松・しめ縄など『年神様』を迎える準備などで何かと大忙しですが、我が家でも何年ぶりかに飾ることが出来ました。
あとは『大晦日』はゆっくりとして、新年を迎えるだけですね。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ!