今年は、史上初の無敗3冠牝馬「デアリングタクト」。
偉大なる父、「ディープインパクト」と父子で史上初の無敗3冠牡馬「コントレイル」。
そして、史上初のG 1・8冠馬にして、2年前に牝馬3冠、その年の『ジャパンカップ』も制した「アーモンドアイ」。
この3頭を筆頭にぶつかり合い、過去最高に注目が集まる今年のレース。
実は過去にも、このように注目の集まった名レースがありました。
それは今から36年前の第4回『ジャパンカップ』。
1年前に中央競馬史上、3頭目のクラシック3冠馬となった「ミスターシービー」。
そして、この年に史上初の無敗3冠馬になった「シンボリルドルフ」が激突した日本競馬史に残るレースとなりました。
しかし、優勝したのは10番人気の「カツラギエース」。
さらに、『ジャパンカップ』史上初めて日本生産馬が優勝すると言うまさに歴史に残るレースだったのです。
その後、『有馬記念』でこの3強馬が1着・2着・3着を独占。
ここで新たな名勝負が生まれました。
さて、36年前といえば『子年』。
2020年1月1日に『日刊スポーツ』で『子年の政変率83%』と言う記事をいち早く、報道しました。
戦後、『子年』の時に6回中5回が政権交代が起きており、実際に今年も「首相退任」をしています。
これで7回中6回と確率を85%に伸ばして、このジンクスをさらに上書きすることになりました。
そして唯一、『子年』で政権交代がなかった年。
それが、36年前の1894年なのです。
しかし、この年も政権こそ変わっていないものの、当時の自民党内でも内部では権力争いが勃発していました。
さらに『日本』で開催されたオリンピックの年は100%政権交代が起きていました。
ここまで来るとさらに何か起こるような気がしますよね。
ただ、政権交代とは決して悪いことがあったわけではなく、その前の政権よりも国を良くしようと起こるものです。
言わば、新時代。
そして、『子年』とは十二支で一番最初にくる干支です。
これは植物でいうと、子孫を残し成長するための最初の段階。
「種子」を表しています。
また、為替相場の世界では『子年』は繁栄を示すと言います。
特に今年は新型コロナの影響で、今までの生活スタイルが一変しました。
まさに、新時代のはじまりと言えます。
ちなみに私個人として、先日『安馬さま』な総本宮と呼ばれる、茨城県にある『大杉神社』に参拝してきました。
この神社の境内には『勝馬神社』と言う珍しい神社があり、そこにはJRAの「美浦トレーニングセンター」の関係者が毎年、参拝するので有名です。
また、競馬ファンにも絶大な人気を誇る神社としても有名なので、是非一度は訪れてみてはいかがでしょうか。
そして、この本社には他にもたくさんの見所がありますので、また違う機会にご紹介したいと思っています。
さて、明日はいよいよ日本競馬の祭典。
『ジャパンカップ』。
どの馬が勝っても負けても、歴史的レースになることは間違いありません。
『子年』と言う新たな時代に、皆さんも夢を託してみても良いかもしれません。