前回は、『世界を牛耳る一族』と呼ばれているある一族がどのように財力を増していったかについてお伝えしました。
今回はさらに財力・権力をつけて行ったかについてお伝えしたいと思います。
まずある一族と言うのは世界を裏で牛耳っていると、ある意味、都市伝説化している一族。
『ロスチャイルド家』
そのなかでも、5兄弟のなかで『総司令官』とも言われ、この一族の繁栄に大きな影響を及ぼした人物。
『ネイサン・メイヤー・ロスチャイルド』
彼が俗に言う
『ネイサンの逆売り』
と言うイギリス公債の60%以上を手にした事により、莫大な利益を得てその後の一族の繁栄に繋がります。
そしてその息子で、2代目・ロンドンロスチャイルド家の嫡流で当主である
『ライオネル・ド・ロスチャイルド』
彼によって、いよいよ確固たる地位を築き上げました。
まず歴史的背景から説明しますと当時、イギリスでは『ヴィクトリア女王』が統治していました。
また、『大英帝国初の首相』であった
『ベンジャミン・ディズレーリ』
彼もまたユダヤ人だったのです。
さらに面白いことに、彼が『ディズレーリ』と名乗る前には、『デ・イズレーリ』。
また、祖父の前までは『イズレィーリ』だったのです。
この、『イズレーリ』と言う意味は
『イスラエル』
そうです。
『D Isuraeri』
と書くのです。
ここでも、また出てきましたね。
『Dの意思』
どうやら、ユダヤ教の「洗礼名」にこの「D」があるみたいですけど、ここまでこのアルファベットにこだわる理由とは。
さて、イギリスでは『産業革命』のあと『ヴィクトリア女王』が即位します。
そんな中で『ベンジャミン』も選挙で当選します。
また、ある人物も選挙に立候補し、当選しますが「ユダヤ教徒」で「キリスト教徒」ではないと言う理由から議員になれませんでした。
しかし、同じ「ユダヤ人」であった「ベンジャミン」は猛反対をします。
そして、
を信念とし、
「ユダヤ人は元々保守的な民族である。それにもかかわらず、いつもこの様な迫害を受けている。
その結果、保守的政党の逆(革命政党)においやられ、そこで彼らの高い知能を持って、革命政党側のリーダーになってしまうのだ。
これは保守的にとっては大変な損失だ!」
と演説。
この演説により、他の議員たちから賛成票を獲得。
さらに、ユダヤ教徒も議員になれるようになりました。
さて、このユダヤ人とはいったい誰だかお分かりでしょうか?
勘の良い方はもうお気づきでしょうが、そうです。
『ライオネル・ド・ロスチャイルド』
これにより、2人の仲は急接近。
そして、1875年。
エジプトにある「スエズ運河」の株を敵対国である『フランス』に買われそうになったとき、首相になっていた『ベンジャミン』から『ライオネル』に急遽400万ポンドの貸付を頼まれます。
これにすぐさま用意した『ライオネル』のおかげで、スエズ運河の株を獲得。
こうして
『陽の沈まない国 大英帝国』
が出来上がってくるのです。
さらに、このときに『ベンジャミン』が担保としてだしのは
『イギリス政府』
これにより、『ヴィクトリア女王』は欲していた称号である「女帝」を手に入れ、『ベンジャミン』は『大英帝国』を指導。
『ライオネル』は裏でこれを牛耳ることができるという、構造になって行ったのです。
『大英帝国』に関してはその後、第一次世界大戦前までは「帝国主義」としては完全なる『1強』。
その後も、第二次世界大戦終結までは「アメリカ」と同じく力を持つようになりました。
こうして、『ロスチャイルド家』は繁栄していき、そして今なおその財力を持って世界を牛耳り続けているのです。
さて、ここまで『ロスチャイルド家』の発展と繁栄の歴史についてお伝えしてきましたが、最後に1つ不思議な話を。
『ロスチャイルド家』の祖である『マイアー・アムシェル・ロートシルト』(ロートシルトは英語読みでロスチャイルドになります。)は1744.2.23生まれです。
そして、令和の『天皇陛下』(『今上天皇』)の誕生日は1960.2.23生まれです。
1960−1744=216
216年後に御生誕なされたって事ですよね?
この『216』と言う数字。
実は6の3乗なんです。
6×6×6=216
『6・6・6』
いよいよ、本当の世界の救世主が現れる日も、もうあとわずかなのかもしれません。