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『世界最古の国』日本

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幻の御所 その①

さて、今回は実は皇居(天皇・皇后両陛下のお住い)を、現在の場所では無く他の場所に置こうと言う計画があった事を皆さんはご存知でしょうか?

 

 

その場所とは東京都の西側にある檜原村にある浅間領と言う山・八王子の高尾山・日野市にある金剛寺(ここは高幡不動としても有名です)・そして昭島市付近の4つを結んだ場所になります。

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なんでも、現在の皇居にあたる地は江戸時代前は半分は高台にあり、もう半分は湿地帯や埋立地になっています。

皇居周辺を訪れた方はお分かりだと思いますが、◯◯坂と言うのが本当に多いんです。

 

 

今では乃木坂やけやき坂なんて、有名ですよね。この2つの坂は実際にある坂なんです。

 

 

また、明治維新の三傑で初代内務卿(初期の明治政府の実質的リーダー)であった『大久保利通(おおくぼとしみち)』が暗殺された紀尾井坂の変もやはり坂になります。

(実際に暗殺された場所は紀尾井坂ではないんですけどね。)

 

 

 

そのような不安定な地盤よりもしっかりとした地盤に新たな皇居を置こうとしたのもうなずける気がしますね。

 

 

 

そして、下記の図を見て貰うとお分かりでしょうが、どこか京都の形と似ていないですか?

 

 

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左右と背後に山で囲まれた天然の要塞で守られており、また山から流れてくる川が2つに重なり1本の川になる形もどこか京都の鴨川をイメージできます。

 

 

このように酷似している地を探し出すのはさぞ大変な苦労だったと思います。

今のようにGoogle MAPみたいにすぐに見つけ出す事が出来ない時代ですから。

ただ、この計画が始まった時代にはそれなりにしっかりとした地図が存在していたので、神憑り的なものではないでしょうが、それでも相当な苦労だったと思います。

 

 

そして、この計画を打ち出し、見つけだしたのが風水など陰陽道に特化した人々。

そうです。

安倍晴明で有名な『陰陽師』なのです。

 

 

安倍晴明と言えば、かつての天皇の住まいで朝廷の中枢であった『京都御所』の鬼門の方角に『晴明神社』もありますよね。

 

 

 

そして、265年もの平和な時代が続いた江戸時代の礎を築いたのも風水でした。

 

 

 

このように、昔から日本は風水を用いて時代を平定してきていたんですね。

 

 

さらに、ここで面白いことに大正天皇陵や昭和天皇陵がなどがある『武蔵陵墓地(通称・多摩御陵)』がこの地にあるのです。

 

 

何かこの場所が選ばれたのも、必然的に思えてならないですよね。

 

 

 

こうやった視点で見てみるとまたさらに日本が面白い事に気づかされます。

 

 

 

皆さんも是非一度、訪れて見て下さい。