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『世界最古の国』日本

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江戸の結界 その⑤

さて、今回も前回と引き続き日光にある神社仏閣のお話をしたいと思いますが、まずは前回と同様『日光東照宮』から行きたいと思います。

2017年に平成の大修理を終えた陽明門は建立当時の豪華爛漫さを取り戻し、それと同時に徳川家の権力の大きさを物語っているのが分かる建造物になっています。(とは言っても、大修理を終えてからはまだ私は行ってないんですけどね💦)

そして、右に行くと家康公の霊廟があるのですが、そこに行くまでに少々階段を登って行きます。

私事ですが、初めて霊廟に行った時は旅行がてら日光に行ったのですが、荷物を預ける場所が見つからずっと持ち歩いたまま行き、すごい大変だった記憶があり2回目は車で日帰りにしてしまいましたね。

さて、この霊廟に向かう最初の場所には「眠り猫」と言われる彫刻があるのですがその意味をするのは「猫が眠れるほど平和で安泰な時代になるように」と願いが込めてられており、その反対側にはスズメが遊んでいる彫刻がそれを証明しているような気しますよね。

そして、陽明門・奥の院(家康公の霊廟がある場所)を周りその次に訪れたのは、その時期がちょうど家康公没後400年と言うのもありまして、孫である3代将軍家光公の霊廟のある『日光山輪王寺大猷院』に訪れました。

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ここに訪れた時に感じたのは金・金・金‼︎

お寺の中は本当に金で装飾されており、さらに家康公の位牌も金箔?が張られて全て金でした。また、歴代将軍が座ったと言われている場所があり、その上には見事な金の飾りがあったのです。

そこで家康公の位牌に拝むとなんとも言えない厳粛な気持ちになり、これは本当にそこに出向いたからこその体験だと思いました。

(2016年の特別公開なので今はやっていません。)

そして、干支によって守護神が違うネックレスタイプの御守りを買い、車での帰路中「龍」のような雲が現れたので、何良い事が起きそうな予感がしました。

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ここでまた私事ではありますが、この『日光東照宮』に参拝した後になぜか必ず人生に関わる良い事が起こるんですよね。

一度目の時は今の就職先に受かり、結婚、子供が産まれ二度目はマイホームを建てて2人目の子供が産まれた事。さらにこんな事がありました。

家族で違う神社に参拝した際に、分社がいくつかありその中で『東照現権』を祀ってある場所がありました。その時に私の父が「必ずお参りしとけ!」と言われたのでお参りし、その理由を尋ねると私の先祖が紀州和歌山藩の医師を代々していたと言う話を聞きました。

紀州和歌山藩と言うのは徳川幕府の中でも徳川将軍家の次に地位が高い「御三家(尾張藩紀州藩水戸藩)」の中の一つで、8代将軍・吉宗以後、14代将軍・家茂まで紀州藩からの将軍が続いている藩です。

そのような事を聞いてから親近感が湧き、私にとってもこの『日光東照宮』は神聖な場所になりました。

 

さて、ここまで日光のお話をしてきましたが一度江戸に戻り、江戸の風水による結界のお話をしたいと思いますが、江戸城を囲うように不動尊があるのはご存知でしょうか?

この不動尊と言うのは「不動明王」の事を指していて、天台宗では在家(出家せずに各家庭で生活をしながら仏教に帰依している事)で祀る事もあり、また不動明王大日如来の化身として見られています。

そしてこの江戸を風水の結界を利用し、繁栄させようとした人物で江戸幕府初期のブレーンでもある「天海」も天台宗出身でしたよね。

そのような背景から不動尊を建て江戸を守ろうとしたのではないでしょうか。

また、この不動尊は5色の目をしておりその色は「黒・青・白・赤・黄」になっています。ここで気づかれた方もいらっしゃると思いますが、東京都内でも一等地としても有名な「目黒」はこの不動尊がある場所なんですね。

そして、「目白」も白い目の不動尊があった事からこの地名になったと言うなんとも面白い話です。

さて、今回はここまでにし次回はこの5色不動尊のお話をもう少ししていきたいと思います。