前回に引き続き出羽三山神社のお話を今回も少ししていきたいと思います。
と、先日この神社に参拝しに行った訳が2つほどありまして1つは『西の伊勢神宮、東の出羽三山』と言われるほど、重要な神社で特に江戸時代頃から一般民衆のあいだで広まっていったそうです。
また、ちょっと面白いことを発見しまして、この伊勢神宮と月山神社は『陽・陰』の関係性があるとお話をしましたが、この2つの神社を線で結ぶとその中心にはなんと『浅間山』がありました。
そしてこの浅間山は日本のシンボル的な山で世界遺産にも登録された『富士山』の北側に位置しているのです。
さらにこの2つの山には姉妹の神様がおり、姉の神様は浅間山に(イワナガ姫)、妹の神様は富士山に(コノハナチル姫)が祀られています。この2柱の父が大山祇命(オオヤマツミ)であり、スサノオと結婚するクシナダヒメの祖父にあたります。
また、コノハナチル姫の子孫・スサノオの子孫が大国主神(オオクニヌシノカミ)になり、やはり『三貴神(アマテラス・スサノオ・ツキヨミ)』は繋がっていると感じてしまいます。
そして浅間山は長野県と群馬県の境にあるのですが、また『長野県』が出てきた!とも感じてしまいます。何かありますね、きっと!笑
と、だいぶ脱線したので話を戻しますが、もう1つの理由が出羽三山神社の麓にあり、『国宝』でもある『羽黒山五重塔』が只今、150年ぶりに御開帳と言う事で訪れたのです。
早朝にここに着いたのですが、1時間くらい前まで雨が降っていたので正直なところ、来る日を間違えてたかなと思っていたわけですが、おかげ様で天気も良くなり逆に綺麗に見えました。何かこの地に来た事を歓迎して貰っているかのようでした。
また、ここに来る前に2446段の階段を登ると言うのは事前に知っていたので、錫杖(簡易的なやつ)を借りようと思ったのですが、貸出のお店はまだやっておらず結局は購入しました。
が、しかしこれは本当に買っておいて良かった!
これにはだいぶ助けられ、無かったらどうなってたんだろうと思うくらい過酷でした。
また、一ノ坂から三ノ坂まであるのですが一番キツイのが二ノ坂でこれを登り終わると左側に一軒のお店が出て来ます。
ここで少し休憩をした訳ですが水が本当に必要だと言う事を実感し、またこの「力餅二の坂茶屋」で休憩する事で息も整うので是非寄ってみて下さい。
そして、お店の人に「認定証をお願いします。」と伝えると書いて下さるので是非!
この認定証と言うのは2446段もの坂を登りきったと言う証として下さるのですが、実はこの場所はまさかのちょうど中腹付近でして、あと半分登らなければいけないんですね。
一瞬、心が折れそうになりました。
ただ、この後はそこまでキツくないので(と言ってもキツかったですが💦)なんとか登り切る事が出来ますよ!
と言う事で、タオルと飲み物は必要不可欠です。
皆さんも是非、挑戦してみて下さい!
さて、また少し長くなってしまったので、次回ももう少しだけ出羽三山神社のお話をしたいと思いますので、よろしくお願いします。