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『世界最古の国』日本

#神社仏閣#歴史#都市伝説#グルメ#漫画#アニメ#ゲーム#その他生活にありとあらゆるものなどに関することを書いています。ここに記載するすべて記事の引用素材は誹謗中傷を目的としたものでは無く、著作権を侵害する目的で作成したものではありません。

米 ファイザー社

今回は少し『都市伝説』を含めた内容をお伝えしようと思いますので、嫌な方や気分を害する方はお控え下さい。

 

 

 

 

さて。先日、今年1年の世の中のありさまを表した漢字が京都の『清水寺』で発表されました。

 

 

 

その漢字は。

 

 

 

 

『密』

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まさに今年1年は常にこの漢字とともに生活してきていましたね。

 

 

 

 

我が国『日本』では、集団感染を避けるための『3密』ということばが当たり前になり、もはや聞かない日が無いくらいになってしまいました。

 

 

 

 

 

また、海外でも『Crowded places ,  Close contact settings  ,    Confied and enclosed spaces 』と言われて『3C』が当たり前のように普及していきました。

 

 

 

 

 

そんな中でアメリカの製薬会社の『ファイザー社』が新型コロナウィルスのワクチンの開発に成功し、世界に供給するという報道をよく耳にするようになりました。

 

 

 

 

 

これで、世界的パンデミックが落ち着くのかと思うと是非とも期待したいものですね。

 

 

 

 

 

が、しかし。

 

 

 

少しおかしいと思いませんか?

 

 

 

『日本』では新薬は基本的に十数年かけて臨床試験を行い、ようやく認可がおります。

 

 

 

 

しかし、今回のワクチンは『日本』では来年上半期に1億2000万発を供給するので合意、早くても2021年3月以降となっています。

 

 

 

 

そして、『イギリス』ではすでに接種が始まっており、「ジョンソン首相」も国民に納得してもらうために、生放送でワクチン接種をすると示唆しており、さらに『アメリカ』でも直近の元大統領の3名が手に入り次第、生放送で接種する場面を放送しても良いと伝えました。

 

 

 

 

 

さて、日本向けで契約した企業は「武田薬品工業」です。

 

 

 

 

そして、この企業の元取締役会長は「長谷川閑史」さんと言う人物ですが、彼は現在ある組織のアジア太平洋地域議長に就任しています。

 

 

 

 

 

その組織とは。

 

 

 

 

 

『三極委員会』

 

 

 

 

 

『三極委員会』とは1973年に日本・北米・欧州の協同を促進するために設立された非営利の政策協議組織です。

 

 

 

 

そしてこの組織が出来た背景にはある会議が関係していると言われています。

 

 

 

 

その組織の名前は、都市伝説界隈では知っている方も多いと思われる組織。

 

 

 

ビルダーバーグ会議

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この会議は、1954年から毎年1回、世界の重要問題や今後の政治経済・社会などの方向性を議論する完全秘密会議で、そこへの参加者があまりにも世界的影響がある人物が多いために、あることばで比喩されています。

 

 

 

 

 

 

そのことばとは。

 

 

 

 

 

『影の世界政府』

 

 

 

 

 

 

 

そして、この会議の設立に携わった人物。

 

 

 

 

『ディビッド・ロックフェラー』

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前『ロックフェラー家』当主であった『ディビッド・ロックフェラー』がこの会議創設に携わっており、さらに陰謀論では対となっている『ロスチャイルド家』も創設時にサポートをしていた会議なのです。

 

 

 

 

そして、彼はあまりにも強すぎる権力からある異名で呼ばれていました。

 

 

 

 

 

それが。

 

 

 

『世界皇帝』

 

 

 

 

 

そんな陰謀論の多い、『ビルダーバーグ会議』には、他にも『ロイヤル・ファミリー』・『ローマ教皇』の代理人も参加していると言われています。

 

 

 

しかし、『日本』の参加は提唱者である『オランダ王室』により拒否されてしまいました。

 

 

 

 

 

 

そこで『ディビッド・ロックフェラー』は『日本』が参加できる会議を創設しようと提案し、出来た会議が『三極委員会』なのです。

 

 

 

 

 

また、『ファイザー社』は『ロックフェラー財団』の参加になっています。

 

 

 

 

 

これで全てがつながりましたね。

 

 

 

 

 

また、「マイクロソフト」の創業者である『ビル・ゲイツ』は5年前の2015年にこんなことを言っています。

 

 

 

それは「次に最も恐れ、準備すべきは『戦争による核爆弾』ではなく、『空気感染するウィルス』だ。」と。

 

 

 

 

そして、彼は「社会貢献活動にもっと時間を割くために」と2020年3月14日に退任。

 

 

 

さらに「世界の破滅」並の大惨事から農作物を守るためと北極圏にある世界最大の種子貯蔵庫を所有している彼ですが、2月25日にさらに6万種の種子を受け入れると発表しました。

 

 

 

 

 

今後の世界の動向をもはやいち早く分かっているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

そして、『日本』でもワクチン接種には個人の判断でとなりましたが、少し前には副作用については国が肩代わりするなどとしていました。

 

 

 

言い方を変えれば、国に訴え賠償金を支払ってもらうということです。

 

 

 

ようは国相手に喧嘩をするというもの。

 

 

 

 

「打つも地獄、打たぬも地獄。」

 

 

 

といったところでしょうか。

 

 

 

 

しかし、このような世界状況。

 

 

 

 

医療機関から経済まで切迫している状況ではありますが必ず、良い方向になっていくと確信しています。

 

 

 

なぜなら、どんな時でも再び立ち上がって成長してきのは我々人類ですから。

 

 

 

全ての人が手を取り助け合う時代が、本当に到来しています。

 

 

 

 

そして『和国』と呼ばれる我々『日本人』。

 

 

 

 

我々が先頭に立って『和』を伝える時代が来たのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正月事始め

2020年12月7日の『大雪(たいせつ)』が終わり、12月22日の『冬至』・31日の『大晦日・大祓い』、そして新年を迎えようとしていますが、何かとせかせかし慌しい1ヶ月だと思います。

 

 

 

 

 

そして、真冬に入り1日を通して寒い日が多くなってきており、身体の動きも鈍くなってきている今日この頃と言う方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

そんな中、古くから『日本の年中行事』のひとつである『正月事始め』が12月13日に全国の神社仏閣や家庭、また百貨店や商店街などさまざまな場所で行われます。

 

 

 

 

 

やはり、ここでも『13』と言う数字が出てきましたね。

 

 

 

 

ユダヤ教』では『13』は聖なる数字とされていますが、『キリスト教』では不吉な数字となっています。

 

 

 

 

どちらにしても何か気になる数字ですが『日本』でも年末の12月13日に『正月事始め』になったのは、やはり何か繋がりがあるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

正月事始め』とは、読んで字のごとく『正月』を迎えるための準備を始めることで、特に『煤払い』や新年に『年神様』を迎えるための『門松』の準備をする日本独自の風習になります。

 

 

 

 

 

中でも、『煤払い』は一年の厄払いの役目として、数多くの神社仏閣で「竹のほうき」を使い煤を払っているのを目にした方も多いと思います。

 

 

 

 

これは元々、宮中行事のひとつで平安時代にはすでに、この行事が行われていたようです。

 

 

 

 

その後、室町時代に入ると『鎌倉仏教』など様々な宗教(仏教・神道)が確立し、神社仏閣では神仏に対しての『煤払い』が定着し、江戸時代になって、江戸城や各大名屋敷などの建物を『煤払い』しているうちに、庶民にも広まっていきました。

 

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現代では、「大掃除」は1日でババっとやってしまう方が多くなりましたが、昔は約半月をかけて掃除をしていたんですね。

 

 

 

 

そして、『煤払い』の煤とは今でいうホコリのことです。

 

 

 

『文明開化』以降、電気やガスなどの産業発達により、薪で火をおこしたり、植物性の油で夜を過ごすなんてことは無くなりましたが、江戸時代まではこれが当たり前でした。

 

 

 

 

そこから出る煤を、特に目に見えない煤は空気に舞って天井へと昇ってしまいます。

 

 

 

 

それを掃除して、一年の厄落としとしたのが『煤払い』です。

 

 

 

 

江戸時代の川柳で面白いものがありまして、「13日、白い野郎は叱られる」という句があります。

 

 

 

これを見るからにみんなが大掃除をして顔中が真っ黒になっていることが想像できますが、逆に白いやつはサボっているってことですね。

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その後、江戸の町ではこぞって銭湯へ行き、煤を洗い流して(厄落とし)、家も身体も綺麗にさっぱりしたところで宴会が広げられていたそうです。

 

 

 

 

今でいう『忘年会』ですね!

 

 

 

 

 

さて、『正月事始め』にはほかにも『門松』の松や竹を山に取りに行ったりしていましたが、これは『年神様』を迎えするための神域の役目をしていました。

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神社などの『御神木』と同じものですね。

 

 

 

 

それを目印に『年神様』が降臨し、家の繁栄を願ったわけですが、「鏡餅(かがみもち)」はこの『年神様』へのお供え物として、供えられていました。

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今ではごく当たり前のように、飾っている『門松』や『鏡餅』も、そもそもは家の繁栄の願掛けとしてやっていたと言うのを知ると、よりいっそう大切な風習ということが分かります。

 

 

 

 

また、2020年の『冬至』は12月21日です。

 

 

 

 

この日は太陽が出ている時間が一番短くなっていますが、逆に言うとこの日を境にドンドンと太陽の出ている時間が長くなっていくという考えから『一陽来復』と呼ばれています。

 

 

 

 

 

夏至』を境に少しずつ太陽のパワーがなくなり、『冬至』を境にまた太陽のパワーが復活し、運気も上昇していくという考えです。

 

 

 

また、天文学的にも12月22日は「土星」と「木星」が大接近する日で、これは800年ぶりの貴重なことのようです。

 

 

 

 

800年前と言ったら『日本』では『鎌倉時代』。そう思うと非常に貴重な体験が出来るんだなと感じてしまいますね。

 

 

 

このように、12月13日以降、自宅や勤務先など綺麗にし運気も上げ、来たる新年を迎えて、来年こそはより良い年にしていきたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんばさま

前回は『大杉神社(あんばさま)』の主祭神である『大物主大神(おおものぬしのおおかみ)』などについてお伝えしましたが、今回はほかにもたくさんの見所があり、『あんばさま』と親しまれている『大杉神社』について、お伝えしたいと思います。

 

 

 

『大杉神社』は律令制以前の古来から、この地の最も重要な神社とされていたとともに、巨大な杉の木が、『日本』で2番目に大きな湖である『霞ヶ浦』での漁師たちの守護神として信仰さており、さらには航路標識の役割も果たしていました。

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この大きな杉の木から『大杉神社』と呼ばれるようになったのとともに、当時の漁師たちにとっては重要なものだったんですね。

 

 

 

 

そして、この地が古来から「安婆之嶋」と呼ばれておりそこから、親しみをこめた信仰の対象として『あんばさま』と呼ばれるようになっていきました。

 

 

 

 

ちなみに、現在もこの神社の住所は茨城県稲敷市阿波(あば)となっているところからも、容易に想像ができます。

 

 

 

 

 

その後、平安時代に入り『国家安寧』のために『延暦寺』が『最澄』作である「四魔降伏の不動明王」を『大杉大明神』とともに鎮斎(神様を奉る)、さらに天竺からきた『弥勒菩薩』像を安置に本尊として、『安隠寺』を創建しました。

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のちに『国家安寧』の祈祷による功として、『安隠寺』の境内に『大杉大明神』の社殿が作られましたが、いつしか寺と神社の崇敬(あがめる対象)が逆転していき、『大杉神社』の方が主となっていきました。

 

 

 

 

 

そして時は流れ、戦国時代を引き起こすきっかけとなった、『応仁の乱』では一度、神領を取られてしまいますが、のちに『江戸幕府』になったら際に再興します。

 

 

 

 

そのきっかけとなったのが『徳川家康』の側近としてのブレーンであった僧、『天海』です。

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『天海』は江戸城を中心に『陰陽道』を取り入れて町を都市開発していき、鬼門(北東)に『神田明神』・『寛永寺』、裏鬼門(南西)に『山王日枝神社』・『増上寺』を鎮護させた人物です。

 

 

 

 

 

そんな『天海』がまだ『江戸幕府』開府まえに『大杉神社』近くの『江戸崎不動尊』(のちに『天台宗』の学問所である『関東八檀林』)で住職をしていた頃、この周辺では大変なかんばつに見舞われていました。

 

 

 

 

 

そうした中、『天海』は人々の願いを受け雨乞いをしたところ、雷がなり始めこの地を救ったという逸話があり、この関係から開府後に『寛永寺』の支配下に置かれ、『日光山輪王寺』の所属寺院となり、さらに『天海』自信も『安隠寺』の住職となりました。

 

 

 

 

また、『大杉神社』は『江戸城』から鬼門の位置にあることから鬼門守護社となり、これにより安堵を許されるようになったのです。

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また、『天海』との関係から『茨城県日光東照宮』とも呼ばれている『大杉神社』ですが、それを思わせるような見事な装飾になっています。

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そして『大杉神社』の参拝方法が少し変わっていて、他ではあまり無い作法があるんです。

 

 

 

 

 

その作法のやり方は、通常は御賽銭を賽銭箱に納めたあとに、「ニ礼、ニ拍手、一礼」の順序ですが、その前に賽銭箱のふちに『御種銭(おたねせん)』を置く作法になります。

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本社の方に銀の小判・摂社の方に金の小判を置き参拝するやり方は今までいくつも神社参拝した中でも、はじめての経験でした。

 

 

 

きっと、摂社の祭神である『大国主神命』は『七福神』の『大黒天』であり、財産や豊穣の神であるために、こうなったんでしょうね。

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『大黒さま』と『恵比寿さま』は二柱で一組になることが多く、『大黒さま』は五穀豊穰の農業の神様、『恵比寿さま』は大漁追福の漁業の神様として、商売の神様となっていますが、実は父子の関係となっており、『大杉神社』でも、この二柱が同じ神社に祀られています。

 

 

 

そのような関係性からか、他にもいたるところに『七福神』が祀られており毎月、1日・7日・15日・17日・27日に『七福神』御守が授与されています。

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そして、他の摂社も面白いのがあり、「縁結び・子授け」のあいおいさま『相生神社』などがあります。

 

 

 

この神社は、ご利益からも分かるように「縁結び・子授け」の神社ですが、その見た目は少し複雑な気持ちになってしまうほどの見た目なのです。

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ここまではっきりしていると逆に笑ってしまいましたね。

 

 

 

 

また、出世にご利益がある『稲荷神社』は京都にある『伏見稲荷神社』を彷彿とさせるように、たくさんの鳥居がありました。

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そして、前回もお伝えした競馬や賭け事にご利益があると言う『勝馬神社』。

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ここで御参りしたおかげで先週の『ジャパンカップ』は見事に当たりました。

 

 

 

 

とは言っても、一番人気だったので当たって当然なんですがね。笑

 

 

 

 

このように、たくさんの見所がある茨城県の『大杉神社』。

 

 

 

 

 

いまは不要不急の外出は控えていますが、いつかまた御礼参りとして、参拝しに行きたいですね。

 

大杉神社(あんばさま)

先日、茨城県にある『大杉神社』に参拝してきました。

 

 

 

この神社は関東地方や東北地方に数多くある『大杉神社』の総本宮として、また『日本で唯一の夢むすび大明神』となっている神社です。

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また、『あんばさま』として現在でも人々の信仰を集める神社となっており、境内には『勝馬神社』があるなど、競馬ファンにもそのご利益を頂くために、参拝者が多い神社となっています。

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他にも見どころがたくさんある『大杉神社』ですが、なんと言ってもまずは最初の一の鳥居です。

 

 

 

 

この鳥居の横には『ねがい天狗』・『かない天狗』と呼ばれるものがあります。

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これは、今から約800年ほどまえに「源義経」の家来であった「常陸海尊(ひたちぼうかいそん)と言う僧が社僧を務めていました。

 

 

 

 

 

この「常陸海尊」の容姿は目が青く、鼻も高く、髭も紫色だったと伝わっています。

 

 

 

 

まさに、『天狗』の容姿ですね。

 

 

 

 

そんな「常陸海尊」は不思議な力を持っており、多くの人の病を治したり、奇跡を起こしました。

 

 

 

 

いつしか、「海尊」は大杉大明神の御神徳を彼を通じて願を叶えてくれると言う信仰が広まり、また「海尊」の容姿が天狗に似ているというところと、天狗は『大杉大明神』の使者とみなされるようになったことから、この像を通して『天狗信仰』が生まれました。

 

 

 

そして、鼻高天狗は『ねがい天狗』・烏天狗は『かない天狗』として役割を果たし、願いを叶えてもらえると言うことから『日本唯一の夢むすび大明神』となりました。

 

 

 

 

 

さて、『大杉神社』の主祭神は『大物主大神(おおものぬしのおおかみ)』になります。

 

 

 

大物主大神』は『大国主神命(おおくにぬしのかみ)』の和魂(神は2つの側面をもっており、荒魂は荒々しい側面を、和魂は平和的な優しい側面をもっている。ひとでも一緒ですよね。)となっています。

 

 

 

また『大物主大神』の神格としては『国造りの神』・『蛇神』となっています。

 

 

 

 

配祀には『大国主神命』・『少彦名神命』が祀られてあり、この2柱がいわゆる『国造り』をした神々になります。

 

 

 

 

 

こちらも神格は『国造りの神』・『国造り協力の神』となっています。

 

 

 

 

そして『大物主大神』・『大国主神命』は『国津神』=出雲系の神となっているのと、『少彦名命』は『天津神』=ヤマト政権系になっていますが、主祭神が『大物主大神』が出雲系の神というのが、この土地の特徴でもあります。

 

 

 

 

というのは、近くに別名『坂東太郎(ばんどうたろう)』と呼ばれ、日本三大暴れ川のひとつ、『利根川』が流れているからです。

 

 

 

 

出雲系といえば、代表的な神は『三貴神』の一柱の『素戔嗚尊スサノオノミコト)』です。

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素戔嗚尊』は『ヤマタノオロチ 』を倒しその土地の人々を助けたという話が有名ですよね。

 

 

その『ヤマタノオロチ 』のからだから『三種の神器』のひとつ、『草薙剣』を見つけ、『天照大御神』に奉上し、その後出雲の国を平定していったとなるわけですが、実はこれはある川を整備したという話を神話にしたのです。

 

 

 

 

 

素戔嗚尊』は出雲系=百済系の一族であり、百済系の一族は川を整備し、そこから鉄を採取し剣や鉾などを生産するのにたけている一族でした。

 

 

 

 

当時はまだ川、とくに大河を整備する技術が『日本』にはありませんでした。

 

 

 

 

 

そうなると毎回、大河は氾濫してそこに住む人々は困り果てますよね。

 

 

 

 

そこで、百済系の一族がこの大河を整備しました。

 

 

大河は小さな川がいくつもが重なって最終的に大河になりますよね。

 

 

 

 

その大河を『ヤマタノオロチ 』と比喩したのです。

 

 

小さな川を首、それが繋がった大河を胴体とみたてて。

 

 

 

 

 

 

また、整備し終えた川から鉄を採取し、それから剣などを生産し、敵国・もしくは同盟国であったヤマト政権側(新羅系の一族)にここで作った剣(草薙剣)を献上し、この地(出雲国)を収めることを許されることになったのです。

 

 

 

 

 

そして、この百済系の一族のリーダーだった人物をのちに『素戔嗚尊』としたのです。

 

 

 

 

 

さて、この氾濫するたびにこの地の人々をくるしめていた大河の名前。

 

 

 

 

それは。

 

 

 

 

 

斐伊川(ひいかわ)』です。

 

 

 

 

そして、関東地方を流れる『荒川』付近にはある神社が数多くあります。

 

 

 

 

その神社の名前は。

 

 

 

氷川神社(ひかわじんじゃ)』。

 

 

 

 

この神社の主祭神は『素戔嗚尊』になります。

 

 

 

 

その総本宮は埼玉県にある、『武蔵国一宮 氷川神社』になります。

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『荒川』という名前からもわかるように、昔は氾濫を繰り返していました。

 

 

 

 

この川を整備したのが百済系の人々だったとは言うまでもなく、そこからかつてリーダーであり崇拝されていた『素戔嗚尊』を主祭神に、『斐伊川(ひいかわ)』という名から『氷川神社(ひかわじんじゃ)』としたのです。

 

 

 

 

 

そして、『素戔嗚尊』の6世孫にあたり、『素戔嗚尊』の娘と結婚したのが、『大国主神命』になります。

 

 

 

 

その和魂が『大物主大神』になるのです。

 

 

 

 

このように、川など水に関係している土地の近くには『国津神』が祀られていることが多くあります。

 

 

 

 

神社の主祭神をみて、『天津神』・『国津神』とあるのに注目し、その周辺の土地を見てみると、また新たな発見があるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年ジャパンカップ

今年は、史上初の無敗3冠牝馬「デアリングタクト」。

 

 

 

 

偉大なる父、「ディープインパクト」と父子で史上初の無敗3冠牡馬「コントレイル」。

 

 

 

 

そして、史上初のG 1・8冠馬にして、2年前に牝馬3冠、その年の『ジャパンカップ』も制した「アーモンドアイ」。

 

 

 

 

この3頭を筆頭にぶつかり合い、過去最高に注目が集まる今年のレース。

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実は過去にも、このように注目の集まった名レースがありました。

 

 

 

 

それは今から36年前の第4回『ジャパンカップ』。

 

 

 

 

 

1年前に中央競馬史上、3頭目のクラシック3冠馬となった「ミスターシービー」。

 

 

 

そして、この年に史上初の無敗3冠馬になった「シンボリルドルフ」が激突した日本競馬史に残るレースとなりました。

 

 

 

 

しかし、優勝したのは10番人気の「カツラギエース」。

 

 

 

 

さらに、『ジャパンカップ』史上初めて日本生産馬が優勝すると言うまさに歴史に残るレースだったのです。

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その後、『有馬記念』でこの3強馬が1着・2着・3着を独占。

 

 

 

ここで新たな名勝負が生まれました。

 

 

 

 

さて、36年前といえば『子年』。

 

 

 

 

 

2020年1月1日に『日刊スポーツ』で『子年の政変率83%』と言う記事をいち早く、報道しました。

 

 

 

戦後、『子年』の時に6回中5回が政権交代が起きており、実際に今年も「首相退任」をしています。

 

 

 

 

これで7回中6回と確率を85%に伸ばして、このジンクスをさらに上書きすることになりました。

 

 

 

 

そして唯一、『子年』で政権交代がなかった年。

 

 

 

 

 

それが、36年前の1894年なのです。

 

 

 

 

しかし、この年も政権こそ変わっていないものの、当時の自民党内でも内部では権力争いが勃発していました。

 

 

 

 

 

さらに『日本』で開催されたオリンピックの年は100%政権交代が起きていました。

 

 

 

 

ここまで来るとさらに何か起こるような気がしますよね。

 

 

 

 

ただ、政権交代とは決して悪いことがあったわけではなく、その前の政権よりも国を良くしようと起こるものです。

 

 

 

 

言わば、新時代。

 

 

 

そして、『子年』とは十二支で一番最初にくる干支です。

 

 

 

 

これは植物でいうと、子孫を残し成長するための最初の段階。

 

 

 

「種子」を表しています。

 

 

 

 

また、為替相場の世界では『子年』は繁栄を示すと言います。

 

 

 

特に今年は新型コロナの影響で、今までの生活スタイルが一変しました。

 

 

 

 

まさに、新時代のはじまりと言えます。

 

 

 

 

ちなみに私個人として、先日『安馬さま』な総本宮と呼ばれる、茨城県にある『大杉神社』に参拝してきました。

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この神社の境内には『勝馬神社』と言う珍しい神社があり、そこにはJRAの「美浦トレーニングセンター」の関係者が毎年、参拝するので有名です。

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また、競馬ファンにも絶大な人気を誇る神社としても有名なので、是非一度は訪れてみてはいかがでしょうか。

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そして、この本社には他にもたくさんの見所がありますので、また違う機会にご紹介したいと思っています。

 

 

 

 

さて、明日はいよいよ日本競馬の祭典。

ジャパンカップ』。

 

 

 

 

 

どの馬が勝っても負けても、歴史的レースになることは間違いありません。

 

 

 

 

『子年』と言う新たな時代に、皆さんも夢を託してみても良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フライドチキンの日

先日の11月21日、KFCの日本1号店がオープンしてから50年が経ちました。

 

 

 

 

それを記念して、この日だけ1日数量限定で記念カードを配布しました。

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KFCファンの方にはコレクションとして嬉しい

記念カードですね。

 

 

 

しかも、何種類かあると言うのだから、全て集めた方もいるのではないでしょうか。

 

 

 

 

私はたまたま、現在のコロナ感染拡大によって、3連休でしたがどこにも行かないかわりにと妻にねだり、「レッドホットチキン」を買ってもらった際に、この記念カードを1枚手に入れることが出来ました。

 

 

 

 

 

昼間から、ビールを片手に「レッドホットチキン」を食べると言う最高の休日を満喫しようかと思っていたら、「休日ぶってんじゃねえ!」と妻に指摘され、少し焦りましたが、やはりビールには最高の美味でした。

 

 

 

 

 

さて、KFCはアメリカ本国では、「ペプシコ」と言う食品メーカー世界第2位の多国籍企業の傘下でした。

 

 

 

現在では、「ペプシコ」から派生した「ヤム・ブランズ」の傘下にありますが、他にもこの企業の傘下としては、「ピザ・ハット」などが挙げられています。

 

 

 

 

ペプシコ」とは名前からも分かるように、「ペプシ・コーラ」を販売している企業です。

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そして、この「ペプシ・コーラ」はある世界を牛耳っているといわれている財閥の傘下になります。

 

 

 

 

 

それが…。

 

 

 

 

 

『ロックフェラー家』

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『ロックフェラー家』は、アメリカ最大の財閥として、様々な企業を傘下にしアメリカ経済界

に多大な影響を与えていますが、都市伝説界隈では、この『ロックフェラー家』とヨーロッパの『ロスチャイルド家』が世界を全て動かしているとまで言われている一族なのです。

 

 

 

 

また、これもアメリカの都市伝説ですが、「ペプシコーラ」は共和党と親しく、「コカコーラ」は民主党と親しいというものがあります。

 

 

 

 

ただ、「ペプシコーラ」=青と「コカコーラ=赤」と言うイメージですが、共和党のイメージカラーは「赤」。

 

 

 

逆に民主党のイメージカラーは「青」となっており、2つの商品のイメージカラーが真逆になっているので、少し複雑な気がしますね。

 

 

 

 

とここで、『ロックフェラー家』に話を戻しますと、現当主である『ジョン・ロックフェラー4世』。

 

 

 

 

 

現在は民主党ですが、1966年以前は共和党に所属していました。

 

 

 

 

これがどう言う意味か。

 

 

 

 

さらに、先代である『ディヴィッド・ロックフェラー』。

 

 

 

彼は、1954年から毎年1回、世界の重要な問題やこれからの政治経済など社会の方向性を討議し、決定・遂行していく完全秘密会議を創設者の1人です。

 

 

 

 

 

この会議の名とは…。

 

 

 

ビルダーバーグ会議

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別名、『影の世界政府』などとも呼ばれています。

 

 

 

 

そして、都市伝説界隈では『ディヴィット・ロックフェラー』自身もある呼び名がありました。

 

 

 

 

 

それが…。

 

 

 

 

 

『世界皇帝』

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その彼は共和党でした。

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

 

どちらに転んでも『ロックフェラー家』が支配できるような仕組みになっていたのです。

 

 

 

 

 

さて、話は戻しましてKFCの創業者で、『日本』では『カーネルおじさん』としてもお馴染みの「カーネル・サンダース」。

 

 

 

 

カーネル」とは、軍用語で「大佐」の階級を示しますが、実はそれとは関係はなく、アメリカのケンタッキー州に貢献したした人に与えられた称号なのです。

 

 

 

 

だから決して、「カーネル大佐」ではないんですよ。

 

 

 

 

 

そして、彼は慈愛家でもあり、『ロータリー・クラブ』のメンバーでした。

 

 

 

 

そして、もうひとつ。

 

 

 

 

彼が参加していた団体があります。

 

 

 

 

 

 

それが…。

 

 

 

 

 

フリーメイソン

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これでいよいよ繋がってきましたね。

 

 

 

 

 

世界を牛耳る『世界皇帝』などと。

 

 

 

 

 

ただ、これは都市伝説の域なのであまり、心配するようなことでは無いと思いますが。

 

 

 

 

でも、このように企業と企業の繋がりなどを見ながら普段、生活をすると少し楽しくなると思います。

 

 

 

 

皆さんも、そういったのを見ながら楽しんで生活してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

勤労感謝の日

2020年の『勤労感謝の日』はちょうど月曜日にあたり、3連休になる方々も多いとおもいます。

 

 

 

 

この『勤労感謝の日』は戦後間もない、1948年に『国民の祝日に関する法律』で制定された、『祝日』となっています。

 

 

 

 

その内容は第2条に記述されており、そこには『勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう』となっています。

 

 

 

 

もっとわかりやすく言うと、「社会で働いている人すべての人に感謝する日」ということですね。

 

 

 

 

 

この働いている人とは、賃金を貰い働いている人以外にも、例えば家庭で毎日、育児や介護、家事などをこなしている人。

 

 

 

また、ボランティア活動を行なっている人など、全ての国民に感謝し、そして自分自身も労る日となります。

 

 

 

 

 

さて、この『勤労感謝の日』。

 

 

 

 

実は宮中行事で最も重要な祭祀のひとつの、ある祭祀が由来していたことをご存知でしょうか?

 

 

 

 

その祭祀が…。

 

 

 

 

 

 

新嘗祭

 

 

 

 

 

新嘗祭』とは、古来から『天皇陛下』がその年にとれた収穫物を『天照大御神』を含めたすべての神々に感謝し、奉納し、それらを自らも食す儀式になります。

 

 

 

 

 

天皇陛下』がはじめて即位した年のみに行われる『大嘗祭』では、『天照大御神』の神威を高めて、それを『新天皇』が授かり、五穀豊穣と、国家・国民の安寧のために祈りを捧げる儀式となります。

 

 

 

 

その神威を毎年更新する儀式が『新嘗祭』となります。

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(↑上記の写真は『令和元年』の『大嘗宮』)

 

 

 

 

 

と言うことは去年が『令和の大嘗祭』だったので、今年は『令和初の新嘗祭』になるということですね!

 

 

 

 

 

先日、皇位継承第一位である皇族である『皇嗣』は、『皇嗣』の証として授ける『壺切御剣(つぼきりのみつるぎ)』も授けられ、国内外に『立皇嗣の礼』を宣明されました。

 

 

 

 

 

 

そんな特別な年である『新嘗祭勤労感謝の日』。

 

 

 

 

特に今年は、世界の社会の仕組みも変わってしまい、戸惑うばかりの年でした。

 

 

 

 

さらに第3波の波も来ている中。

 

 

 

 

これを機に、全ての人に感謝とはいかないまでも、身近な人には感謝し、自分自身も労りたいものです。

 

 

 

 

また、全国各地の多くの神社でも、『新嘗祭』が行われているので、日々の疲れを癒やしに参拝するのも良いかと思います。

 

 

 

 

 

特に朝のうちは神様のパワーもたくさんあるので、良いパワーを頂き、その後はストレス発散が出来る行動をするとさらに、良い一日になりそうですね。

 

 

 

 

 

個人的には当日、早朝に地元の神社を参拝し、その後は家族と楽しいひと時を過ごしたいと思っています。

 

 

 

 

皆さんも、『新嘗祭勤労感謝の日』と言うのを意識して、この日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

関西ダシと関東ダシ

前回、『関西ダシ』は薄味で色も薄く、『関東ダシ』は濃味で色も濃いのはなぜかということをお伝えしました。

 

 

 

さてこの『関西ダシ』と『関東ダシ』。

 

 

 

 

いったい、どこの地域で切り替わるか、ご存知でしょうか。

 

 

 

その場所とは3回、政権をひっくり返した場所になります。

 

 

 

 

その場所とは。

 

 

 

 

関ヶ原‼︎』

 

 

 

 

一番有名な所では、1600年に起きた「石田三成」率いる豊臣側(西軍)と「徳川家康」率いる徳川側(東軍)の合戦、いわゆる『関ヶ原の戦い』です。

 

 

 

 

 

この合戦により、『徳川幕府』の時代へと変わり『幕藩体制』によって、現在でも残る様々な文化が生まれました。

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さらに、古代ではその後の『日本』を中央集権国家に確立させた最大の内乱、『壬申の乱』。

 

 

 

 

中世では、『室町幕府』を確立させた『青野ヶ原の戦い』と時代の節目節目で、深く関わってきた場所になります。

 

 

 

 

では、何故がここまで『日本』の歴史に関わってきたのか?

 

 

 

 

それは、畿内(京都を中心とした近隣国)を東国からの侵入を防ぐために設けられていた『関所』があったからです。

 

 

 

 

 

また、中央での『天皇』の崩御などや政変など非常事態に陥ったときに、ここの関所(不破関)と伊勢国の「鈴鹿関」・越前国の「愛発関」を封鎖して、通行を禁じて内の人は外に出れないように、外の人は内に入れないようにして、都を守るようにしました。

 

 

 

 

 

 

そんな、重要な関所だったからこそ、この地で政権がひっくり返る事件が何度も繰り返されたんですね。

 

 

 

 

また、当時の都からみて、この「不破関(のちに関ヶ原に改称)」の東側のことを『関東』と呼ぶようになり、ここからも『関西ダシ』・『関東ダシ』の分かれ目になっていったんです。

 

 

 

 

実際、市販されているカップうどんなどはここから『関西ダシ』・『関東ダシ』と分けているそうです。

 

 

 

 

 

また、話は少しずれますが平安時代に『空海』が四国での修行の際に讃岐(現在の香川県)に伝えてられたという伝承があります。

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これは『御遍路さん』による『大師信仰』によって、またこの讃岐の地にある『金毘羅参り』が江戸時代に、全国の庶民の信仰が増えたことによって、『讃岐うどん』が広まっていきました。

 

 

 

 

 

このように、歴史的背景を持ったうえでいま、私たちが食べていると分かるとほんと面白いですよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜泣きうどん・夜鷹蕎麦

先日2020年は11月7日に『立冬』をむかえ、朝と晩の寒さが一段と感じる季節となってきました。

 

 

 

すでに北海道では雪が積もり、最低気温が−10℃以下になる場所も出てきており、これから本格的な冬が到来するとともに、新型コロナウィルスが各地で第3波の流れがあり、より一層の手洗い・うがい・マスク着用やソーシャルディスタンスを保ちながら、生活していかなければいけません。

 

 

 

 

 

そうした中で『日本』では江戸時代から、この寒い季節に「ホッと」するような温かい食べ物を食べる風習で『夜泣きうどん・蕎麦』というのをご存知でしょうか。

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「うどん」は関西・「蕎麦」は関東というイメージが強いですよね。

 

 

実はこれ、ちゃんとした理由があったんです。

 

 

 

 

その理由はまず江戸時代、現在の大阪や兵庫などで小麦がたくさん取れたこと。

 

 

 

 

 

いまでも、大阪では「お好み焼き」や「たこ焼き」など、粉物の文化が根強く残っていますもんね。

 

 

 

 

また、兵庫県では「そうめん、やっぱり揖保乃糸♫」や「は、か、たの塩!」などとCMでもお馴染みの産地になっています。

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https://product.rakuten.co.jp/product/-/2bb212ec2e87abd80f201966ef09fc17/

 

 

 

 

 

 

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https://product.rakuten.co.jp/product/-/a333dbce21f086efa7993bec8a38bc8d/

 

 

 

こうした中で小麦と塩、さらに関西地方が「軟水」と言うこと。

 

 

 

そして、大阪は『天下の台所』とよばれ、全国の各藩の蔵屋敷などを設けて商業の中心となっていたことから、北海道から直接「昆布」を運ぶことができました(西廻り航路)。

 

 

 

 

この「昆布」が関西地方の「軟水」に浸りやすく、これによってダシの強い薄味の『関西ダシ』が広まっていったのです。

 

 

 

 

また、関西はどちらと言うと京を中心とした『貴族社会』や大阪を中心とした商業社会。

 

 

 

肉体労働というよりは、座って頭を使う仕事の方が多かったというのも薄味の『関西ダシ』になった理由のひとつになります。

 

 

 

 

 

逆に、関東。

 

 

特に江戸では、江戸の街をつくるために、肉体労働の方が多かったんですね。

 

 

 

肉体労働をすると、必然的に汗を多くのでその塩分補給として、濃い醤油を使い塩分を補っていました。

 

 

 

 

さらに、江戸近くに醤油製造所(現在のキッコーマンなど)が発展していったことによって、関東で醤油が手に入りやすくなり、『関東ダシ』は濃い色と味になりました。

 

 

 

 

また、関東の水は「関東ローム層」により、ミネラルが豊富で「昆布ダシ」が浸りにくかったことも、濃い醤油で味を補っていたと理由のひとつです。

 

 

 

そして、関東が「うどん」じゃなくて、「蕎麦」の理由。

 

 

 

 

それは、当時「蕎麦粉」の方が高級で、江戸の人たちは「あっちがうどんなら、こっちは蕎麦だ!」みたいな、対抗意識からそうなっていきました。

 

 

 

 

気性の荒い短気な「江戸っ子気質」ってやつですね。

 

 

 

 

このうどんや蕎麦を夜に屋台で鈴を鳴りして売り歩くのが、『夜泣きうどん』『夜泣き蕎麦』と言われました。

 

 

 

 

ただ、この呼び方は関西地方の呼び方で、江戸では『夜鷹蕎麦』と呼ばれていました。

 

 

 

 

夜鷹とは江戸時代の街娼のことで、夜になると客を呼びよせます。

 

 

また、『夜鷹蕎麦』の方も夜になると声を出したり、鈴を鳴らしたりして客を呼び寄せている様から、こう呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

また、実際に夜鷹という鳥がいて、夜になると活動的になるので、これを比喩してこう呼ばれるようになっていきました。

 

 

 

 

 

こうしてみると、日本の『食文化』ひとつ見ても歴史が詰まっていて面白いですよね。

 

 

 

 

 

寒い季節になってきたいま、温かいうどんや蕎麦などを食べ、歴史に浸ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風神雷神

2020年11月4日から、2020年『東京オリンピック』の第4次発行が開始されました。

 

 

 

 

その記念硬貨の500円硬貨に『風神』『雷神』のデザインとなりました。

 

 

 

 

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率直にカッコイイ‼︎

 

 

 

でも、なんで『風神・雷神』なのだろうと思って色々と調べていくうちに、なるほど!

となりました。

 

 

 

 

実は『風神・雷神』の御利益がオリンピックの記念硬貨には最適だったんですね!

 

 

 

 

 

その御利益とは

①自然→台風などの自然災害から守る

 

 

 

②農業→雨をもたらし、農作物の成長

 

 

 

③勝負→正々堂々と勝利を掴む

 

 

 

④健康→悪疫などの病気・ケガから守る

 

 

 

 

⑤事業成功→新たな始まり

 

 

 

 

などとなっています。

 

 

 

 

 

 

さて、『風神・雷神』は災害や病気をもたらす悪神となっていますが、『風神』は鎌倉時代の『元寇』の際には、『伊勢神宮・外宮』の境内にある別宮の『風宮』に青い鬼神があらわれ、大きな風(神風)をおこし、救ったことから、それ以降は『日本』を救う神として信仰の対象となりました。

 

 

 

 

 

また、奈良県生駒郡にある『二十二社』のひとつで旧官幣大社の『龍田大社』では、毎年7月4日には『風神』を鎮めるための「風祭り」が行われています。

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ここで面白い話があり、疫病神としての『風神』は邪鬼であり、これが体内に入ったときに病気を引き起こすとして、ここから「かぜ→風邪」と書くようになったと言われています。

 

 

 

また、江戸時代の文献には、人を見たら黄色い息を吹きかけて、その息を浴びたものは病気になると言われており、これは中国大陸から飛んでくる「黄砂」のことで、まだ科学が発達していない時代にも、このような民間信仰として特に「西日本」では、当時の生活に関わっていました。

 

 

 

 

 

このように、自然現象の風を司る『風神』は雨と密接な関係をなしており、そこから雨をよぶ雷を司る『雷神』と対の関係となっていきました。

 

 

 

 

『雷神』は農作物の神として信仰があり、特に「稲妻(いなづま)=雷」は読んで字の如く、稲穂に大事な妻と書くほど大事な自然現象でした。

 

 

 

これは、夏から秋にかけて稲穂には大量の水が必要であり、この時期に雷が起こると雨をもたらしてくれ、田んぼが潤うことから、稲と雷を関連づけて、このように呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

また、学問の神様としても親しまれている『菅原道真』は死後、「天神様(雷の神様)」になったと伝わっており、よく子供ころに雷が鳴っているときに「ヘソを出していると取られるよ。」などで大人におどされたなんてこともあったと思います。

 

 

 

 

その「雷さま」から逃れるためには、蚊帳の中に逃げ込むか、くわばらと唱えなければいけないとなっています。

 

 

 

 

そして、このくわばらとはかつて『菅原道真』が亡霊(雷さま)となり、都に多大な被害をもたらした際に、もともと『菅原道真』の領地であった桑原の場所にだけは雷が落ちなかったという伝承からきています。

 

 

 

 

よく、災いなどをさけるときに「くわばら、くわばら」と口ずさむのはここから来てたんですね。

 

 

 

 

 

 

このように古来から『日本人』の生活と密接な関係を持って、民間信仰として親しまれてきた『風神・雷神』。

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そして、本来ならオリンピックイヤーであった2020年。

 

 

 

来年に延期したとは言え、『東京オリンピック』の記念硬貨のデザインになった『風神・雷神』の御利益で、疫病に打ち勝ち、正々堂々との勝負で勝利をもたらすと言う、まさに時代にあったぴったりのものだったんですね!

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明治神宮

2020年11月1日で『明治神宮』が鎮座100周年を迎え、「鎮座100年祭」が執り行われました。

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ただ、今年は新型コロナウィルスの感染拡大の予防のために、90周年の時よりも半分以下の招待客に抑えられ、祝詞のなかにも終息祈願が盛り込められるなど今までとは違う記念祭となりました。

 

 

 

 

明治神宮』は毎年、初詣では全国一参拝客で賑わう神社になりますが、この神社の御祭神を

ご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

その名の通り、第122代天皇明治天皇』とその皇后である『昭憲皇太后』を祀っている神社になります。

 

 

 

 

この地は江戸時代初期には『太閤さん』でも親しまれた『豊臣秀吉』の子飼いの武将で『賤ヶ岳の七人槍』のひとりであった「加藤清正」の別邸があった地です。

 

 

 

 

そのゆかりから現在、『明治神宮』のなかでも特に恋愛祈願などパワースポットとして有名になった『清正の井戸』と呼ばれるようになりました。

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その後、彦根藩「井伊家」の下屋敷となり明治になってから政府に買い取れ「御料地」となりましたが、『明治天皇』の崩御後に、2021年の大河ドラマの主人公・2024年からの新紙幣の一万円札の肖像にもなっている『渋沢栄一』らの支援により、『明治神宮(内苑・外苑)』が創建されました。

 

 

 

 

 

 

 

内苑の方は言わずとしれた『明治神宮』を中心に広大な林となっていますが、元は人工のものとなります。

 

 

 

これは50年後・100年後・200年後を見越して自然化を意図としたものとなっており、都心の中でも、植物界や昆虫界など普段では見れないようなものが生息しており、非常に学術的にも珍しい場所のひとつとなっています。

 

 

 

 

 

外苑の方は元は「青山練兵所」があった地で、『明治神宮・外苑』が建設されると「代々木」に移転しました。

 

 

 

 

さて、この「青山」と地名。

 

 

 

 

今では、都心のなかでも高級なお店などオシャレな街というイメージがありますが、実は徳川将軍に仕える重臣の「青山家」の下屋敷があった場所だったんです。

 

 

 

 

この「青山家」は江戸時代を通じて、譜代大名であり、「老中」なども務めていた系譜になります。

 

 

 

 

また、「青山通り」から「表参道」まで、ここも一等地として有名ですが、この「表参道」。

 

 

 

 

実は、『明治神宮』の「表参道」と言う意味なのです。

 

 

 

 

神社仏閣の参道の正面側に位置するのを「表参道」と呼びますが、もはや「表参道」という名称は、ここの地区のことをいうようなことが多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

そして、『明治神宮・内苑』のすぐ近くにはJR山手線の原宿駅があります。

 

 

 

この駅には『皇室専用ホーム』と言う珍しいホームがあります。

 

ただ、2001年以降は利用されてはいないは残念ですが、このような存在価値のあるものは、いつまでも残っていってほしいですね。

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来年は2021年と『明治神宮』創建101年目と新たな門出になります。

 

 

 

現在、世界を騒がせている新型コロナウィルスもありますので密には、ならないように初詣など参拝したいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

 

 

 

 

 

 

十三夜

昨日は『中秋の名月』=『十五夜』と続き『十三夜』でした。

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この風習は『日本』独自の風習で、その始まりは諸説あるようですが、平安時代の第60代天皇である『醍醐天皇』が月見の宴を開催して和歌を楽しんだことが由来しているという説が、一般的になります。

 

 

 

また、月の美しさのなかでも、『十五夜』の次に美しいとされており、平安時代からつづく我が国の伝統的な風習のひとつにもなっています。

 

 

 

 

十五夜』と『十三夜』はどちらも月見をして楽しむものですが、どちらか一方しか見ていないと『片見月(かたみつき)』などと言われて、縁起の悪いものとされてきました。

 

 

 

 

 

逆に両方ともを見ると縁起の良いものとされていて、『十五夜』の方を「前の月」、『十三夜』の方を「後(のち)の月」と言い、2つ合わせて『二夜(ふたよ)の月』と呼ばれています。

 

 

 

 

 

 

ちょうど『十五夜』の時期あたりは台風や秋雨前線で雨も多くなかなか見ることできないですよね。

 

 

 

それに対して、『十三夜』の時期にはそれも落ちいついてきて秋晴れが多いことから、両方の月を見ることで縁起の良いものとなり、さらに中々見ることができない『十五夜』のほうが、より聴き慣れた風習として、現在まで伝わっているのだと思います。

 

 

 

 

 

また、『十五夜』の時期あたりが芋の収穫時期であることから、別名を「芋名月」と言われています。

 

 

 

 

それに対して、『十三夜』の時期は栗や豆の収穫時期であることから、別名を「栗名月」や「豆名月」とよばれて、収穫に感謝しお供えします。

 

 

 

 

うちの子供の学校の給食では、昨日は「栗ごはんの枝豆入り」が出ていたそうで、美味しかったからおかわりしたなんて言っていました。

 

 

 

 

やはり、旬のものを頂くというのが一番なんですね。

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さて、10月31日は『ハロウィン』になりますが、46年ぶりの『ハロウィン』の日に満月になります。

 

 

 

また、一年の中で一番小さく見える満月で『ブルームーン』とも呼ばれています。

 

 

 

 

満月の夜は「出産」が多かったりと、不思議なことが起きやすいと言われていますが、さらにこの日は『大安』という吉日にも重なっています。

 

 

 

 

また、翌日の2020年11月1日は一年で数回しかない最も良い吉日とされている『天赦日』で、さらに日曜日となっているので、神社仏閣に参拝して良い気をいただきたいですね!

 

 

 

 

神社仏閣は特に朝に参拝するの良いと言われていますが、この時期の少し肌寒い澄み切ったまだ汚れのない朝に参拝し、一日の良いスタートを切るのも良いと思います。

 

 

 

 

参道などがあれば、好きなお店に立ち寄り、食事や一服をするのも良いかもしれませんね!

 

土用 辰の日

皆さんはこの題名にもある『土用 辰の日』と言うのがあるのをご存知でしょうか?

 

 

一般的で有名な『土用 丑の日』は夏バテ予防にと『鰻』を食べる習慣が広く広まっていますよね。

 

 

実はこの『土用 丑の日』は『立秋』まえの18日〜19日前の『丑の日』のことを指しています。

 

 

 

 

 

と言うことは、他の季節にもあるんじゃないかと思ったんです。

 

 

 

 

 

そしたら、案の定ありました!

 

 

 

 

しかも、『立秋』前は『丑の日』ですが、季節によって違っていたんですね。

 

 

 

 

立春』まえの『土用』→『未の日』

 

 

 

立夏』まえの『土用』→『戌の日』

 

 

 

 

立秋』まえの『土用』→『丑の日』

 

 

 

 

立冬』まえの『土用』→『辰の日』

 

 

 

となります。

 

 

 

 

 

明治時代以前は『太陰暦』を使用していたので、現代とは少し違っているので分かりにくいですが、江戸時代までは

 

 

『春』→1月・2月・3月

 

 

 

『夏』→4月・5月・6月

 

 

 

『秋』→7月・8月・9月

 

 

 

『冬』→10月・11月・12月

 

 

 

 

となっていましたから、『立秋』まえの『土用』がちょうど8月前後となっていることをみるとこの時期の『土用』が『丑の日』になることが分かります。

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さて、『立秋』まえの『土用』は『丑の日』でしたが、この日は『う』がつく食べ物や『黒いもの』を食べると良いとされています。

 

 

 

 

『う』がつく食べ物では「うなぎ」はもちろんのこと、「うどん」や「梅干し」や「瓜」また、「牛肉」など。

 

 

また、『黒いもの』としては「シジミ」や「昆布」「黒豆」が良いと言われています。

 

 

 

実際、この時期は夏真っ只中であり、「夏バテ」や汗も大量にかく季節なので、スタミナ源として、「うなぎ」や「牛肉」、「梅干し」を食べるにはピッタリです。

 

 

 

 

さらに、夏はビールなどお酒もすすむのでそんな時は「シジミ汁」を飲んだり、からだを冷やすために「瓜」などを食べると言うのは理にかなっているんですね。

 

 

 

 

『土用』の日に食べると良いのがそれぞれ季節によって違って違うわけですが、それがこちらになります。

 

 

 

①   『春土用 未の日』→『ひ』のつく食べ物や、『赤い食べ物』。

 

 

 

②   『夏土用 戌の日』→『い』のつく食べ物や、『白い食べ物』。

 

 

 

 

③    『秋土用 丑の日』→『う』のつく食べ物や、『黒い食べ物』。

 

 

 

 

④    『冬土用 辰の日』→『た』のつく食べ物や、『青い食べ物』。

 

 

 

 

 

2020年10月28日はちょうど『土用 辰の日』に当たります。

 

 

 

 

この日に『た』のつく食べ物や『青い食べ物』を食べると良いとされていますが、『青い食べ物』って一体何?

 

 

 

 

と思われる方もいらっしゃると思いますが、それは『青魚』などになります。

 

 

 

 

例えば「さんま」や「さば」、「イワシ」などですね。

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また、『た』のつく食べ物として「大根・玉ねぎ・大豆」などがあり、まさに「さんま」の塩焼きにおろし醤油は旬としてもぴったりの食べ物なんですね!

 

 

 

 

 

 

「さんま」といえば、落語など噺に登場する』「目黒のさんま祭り」が有名ですが、今年は新型コロナウィルスの影響で中止してしまいました。

 

 

 

 

 

この「目黒のさんま祭り」は目黒商店街で毎年無料で焼きさんまを配布していますが、『目黒不動尊 瀧泉寺』のお膝元になります。

 

 

 

 

江戸時代、江戸の守護神として『五行思想』をもとに5色の不動尊を置きました。

 

 

 

 

そして、『土用の日』には季節によって違った色の食べ物が良いと先程、伝えてました。

 

 

 

その色とは『赤・白・黒・青』そしてもうひとつ。

 

 

『金(黄)』

 

 

 

『金(黄)』=土。

 

 

 

ここから『土用』と言うことばが生まれ、この土が四季の間に入り割り当てられました。

 

 

 

『春(赤)→土用(金・黄)→夏(白)→土用(金・黄)→秋(黒)→土用(金・黄)→冬(青)→土用(金・黄)→春』

 

 

 

 

のようなサイクルに。

 

 

 

 

 

 

また、『土用』のさいごの日が『節分』となっています。

 

 

 

 

今でこそ、2月3日が『節分』として習慣づいていますが、以前は各季節ごとに感謝の意を込めて祝っていました。

 

 

 

 

今でも春の『節分』では、たくさんの神社仏閣で『豆まき』をして、賑わっていますよね。

 

 

 

 

なかでも有名な『成田山 新勝寺』では多くの参拝客で毎年賑わっています。

 

 

 

 

そして、この寺院の本尊は『不動尊』であり、また参道では「うなぎ」が有名です。

 

 

 

 

 

そうした意味でも『土用の日』とは大切な風習なもので、次の『土用の辰の日』には、旬で脂ののった「さんま」や「さば」などを食べ、さらに殺菌効果がある「大根」や「玉ねぎ」、タンパク質豊富な「大豆」を食べ、『冬』に向けて備えていきたいものです。

 

 

 

 

「さんまの塩焼き」におろし醤油を肴に、美味い酒を飲みたいものですね!

 

 

 

水戸光圀

ここ最近、朝夕が急に冷え込み昼間でも10°台前半の気温もちらほらと出てきている、『日本列島』ですが、なにか急に「鍋」や「ラーメン」など、温かいものが食べたくなってくる季節になりました。

 

 

 

こと個人的には無類の「ラーメン」好きなので、無性に食べたくなる季節を迎えて、コロナ渦からあまり、外食を避けている手前、若干のストレスすら感じている今日この頃です。

 

 

 

 

さて、この「ラーメン」。

 

 

 

はじめて日本人で食べたと言う通説がある人物をご存知でしょうか?

 

 

 

 

それは、あの『水戸黄門』でもお馴染みの『徳川光圀』です。

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ドラマの中では全国各地に旅に出て、助さん・角さんなどとともに旅先で悪代官などを成敗するという物語になっています。

 

 

 

「この紋所が目に入らぬかぁ!さきの副将軍、水戸光圀公であられるぞ!」

 

 

 

 

お決まりのあの台詞。

 

 

 

誰しもが頭下げていますが、このドラマが放送していた時代はまだ小さかったので、いまいちよくわかっていませんでした。

 

 

 

この「さきの副将軍」とは、実は「前(さき)の副将軍」と言う意味だったんですね。

 

 

 

 

前の副将軍であり、隠居した身であるから「御隠居」と呼ばれていたんです。

 

 

 

 

徳川光圀」は実際には日本全国を周ったと言う史実はないですが、それでも「日光」や「鎌倉」、「金沢八景」などには訪れていて、さらにお付きの2人は『東海道中膝栗毛』の「弥次さん・喜多さん」がモデルになっていると言われいますので、少なからず、自らの足で色々なところを訪れていたのだろうと思います。

 

 

 

 

 

また、「徳川光圀」はかなりのグルメ家であったとして、チーズや餃子などもはじめて日本人で口にした人物です。

 

 

 

 

そして、『副将軍』と呼ばれた理由は『徳川御三家』の中で、唯一「参勤交代」を行わない藩で将軍を支えていたことから、そう称されるようになりました。

 

 

 

徳川光圀」は大の学問、特に歴史好きで『大日本史』と言う歴史書を編纂し始め、光圀の死後も200年以上かけて初代天皇である『神武天皇』から第100代天皇後小松天皇』までを編纂し、江戸時代を通して「水戸藩」の最大の事業となりました。

 

 

 

 

その結果として「水戸藩」に『尊皇』と言う考えが植え付けられ、幕末になると『尊皇攘夷運動』の先駆けとして、強い影響力を与えて行きました。

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また、『日本三名園』のひとつでもある『偕楽園』は9代藩主「徳川斉昭」が藩士と領民のために静養地として建築し、春には見事なまでの『梅』が咲き誇ります。

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2019年までは「徳川斉昭」が領民と偕(とも)に楽しむための園庭として、無料で見学できましたが、茨城県民以外は有料となってしまったのが、少し残念ですね。

 

 

 

ただ、一年を通して四季折々の花が咲いていますので、是非一度は訪れてみたいものです。

 

 

 

 

さて、これからドンドンと寒さの厳しい季節となりますので、くれぐれも健康には気をつけていきたいですね。

 

 

 

 

私個人的には地元で一番好きだったラーメン屋が先月末で閉店してしまい、寂しさと恋しさの感情の中で揺れています💦

 

 

 

 

もう一度、食べたかったなぁ。

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10月31日

2020年10月31日は欧米、特に『アメリカ合衆国』ではこの日にビックイベントが毎年開催されています。

 

 

 

そのビックイベントとは。

 

 

 

『ハロウィン』🎃

 

 

 

 

このイベントはもとは年中行事の一部で翌日の11月1日から冬の季節(闇の季節)に入ること(夏=光の季節)の魔除けとして、ハロウィンの代表的なもののひとつである、『ジャック・オー・ランタン』という、怖い顔や、少しとぼけたような顔にくり抜いた大きなカボチャ家の外(玄関)に置き、悪い霊から家族や家業を守るために飾られるようになっていきました。

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また、闇の季節に向かい外には悪霊(モンスター)達がうろついている様を表して、アメリカの若者がそれを真似して、仮装するようになり

広く広まったといわれています。

 

 

 

 

だから、『trick・or・treat(トリック・オア・トリート)』なんですね!

 

 

 

『お菓子をくれないと、悪戯しちゃうぞ!』

 

 

 

 

なんとも微笑ましいアメリカっぽい文化です!

 

 

 

 

さて、ここで数日前にアメリカ大統領がいま、世界を揺るがしている新型コロナウィルスに感染したという報道がありました。

 

 

 

 

一部では「トランプ大統領は、魔女の呪いによって感染した!」と言う都市伝説がささやかれているのです。

 

 

 

 

なんでも、『魔女』の力が一番強くなるのは9月の満月の夜(アメリカでは『ハーベスト・ムーン(収穫の月)』という愛称で呼ばれています。)なんだと。

 

 

 

 

そして、その次の満月は『ハンターズ・ムーン』と呼ばれいて、その意味からも「狩猟の月」となります。

 

 

 

 

 

この『ハンターズ・ムーン』。

 

 

 

2020 年は10月30日で『ハロウィン』の前日に当たります。

 

 

 

また、その3日後には『アメリカ大統領選挙』が控えており、反トランプ派の『魔女』たちが各地で集まり、一斉に呪いをかけて、追い討ちをかけるなんてことがささやかれています。

 

 

 

 

非科学的ではありますが、こういったアメリカの都市伝説も、アメリカっぽいですよね。

 

 

 

 

 

さて、話は我が国『日本』になり、実はこの日は何の日かご存知でしょうか?

 

 

 

 

実は『大正天皇』の誕生日を祝う祝日に大正時代はなっており、『天節祭』と呼ばれていました。

 

 

 

 

もとは『大正天皇』の誕生日である8月31日でしたが、夏では式典をするには暑過ぎて不都合であるとして、涼しくなった2ヶ月後の10月31日になりました。

 

 

 

 

 

そしてもうひとつ。

 

 

 

この日『安倍晴明』が亡くなったとされている日でもあります。

 

 

 

 

安倍晴明』とは『陰陽道』を使い、『天皇(朝廷)』を鬼や災いから守護する神職で、映画などでは式神を使って、鬼を退治していましたよね。

 

 

 

 

さて、では現在。

 

 

 

この2つが重なって社会現象になっているものの映画が本日より始まります。

 

 

 

 

それが。

 

 

 

 

鬼滅の刃

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このアニメ(漫画)の舞台設定は大正時代に鬼化となってしまった妹を人間に戻しかたを探すために、主人公が仲間と鬼を倒していく物語です。

 

 

 

 

何か今の現実社会とも似ている気がしますね。

 

 

 

 

新型コロナと言う鬼と闘う我々と。

 

 

 

 

様々な研究者達の努力によってワクチンが徐々に開発されてきました。

 

 

 

日本では2021年年末までには国民全員をワクチン接種させると掲げています。

 

 

 

 

 

未だに積極的には人との接触はなかなか出来ませんが、『ハロウィン』の日は身近な人たちだけとは、楽しみたいですよね!